2010年4月 9日

手作りフリンジストール

stole_handmade.jpg
先のブログで、やらない、と書きましたが、うっかりこれは手作り、ハンドメイドです(笑)。分かりづらいけど、右がオフホワイトのリネンシングルガーゼストール、適度なハリがあってシック、万能タイプです。左がホワイトのコットンガーゼストール、透け感があって軽やか、夏に向きです。

そもそも春夏用に白のシンプルなストールを探していて、意外と色味や質感、サイズ、ボリュームなどにこだわりだすとなかなか気に入ったものに出合えず。ホワイトって色や素材でかなり印象もかわってくるし、下手をすれば怪我して包帯を巻いた人、戦隊系に傾倒した人になってしまうから要注意、危険。それを逆手にとれば、極上オシャレさんへの近道か(ウソ)!でも顔周りのレフ板効果は期待できるかもしれません。

で、以前、指輪やレザーとちょい写りしていたグレーのストール(写真右)はFaliero Sarti(ファリエロ・サルティ)。あれをじぃーっと見ていたら、自分でも作れるんじゃないかと(カン違い)、チャレンジャー魂を炸裂させてみましたよ(なんとか使える感じに仕上がったから載せるに至っております。じゃなきゃ皿拭いていたね)。

さて、作り方は自己流ですが(サルティは切りっぱなしでフリンジ)、万が一、参考になりましたら幸いです。ただ一応、自己責任でよろしくお願いしますね、ペコリ。

▼フリンジストールの作り方

◆5.5の記事で改良版を紹介しています。工程写真も参考になりましたら!(リンク)

【1】 欲しいストールサイズになるよう、四方、縦糸、横糸を1本抜きます。その糸を抜いた部分、四方をダァーッとミシンで縫います。とはいえ、後日、ミシン掛けしないものも特にほつれたりもしなかったので、面倒だったらそのままでもいいかと。また、生地の端をそのまま利用してもOK!もしくは両端縦は三つ折りで縫っても。これは素材やお好みに合わせてどうぞ。

【2】 縫い目(糸を抜いた部分)の2、3センチほど外周をハサミでカット。欲しいフリンジの長さとするとよいですね。でも長すぎると糸を抜くのが面倒だったり、洗濯での微妙な絡まりが必要以上に素朴感をアピールしてくる(笑)。フリンジは短めの方が小粋でカワイイ、これ持論。とはいえ、後から切ればいいので、おおむね適当。

【3】 その外周部分に、15センチ間隔で縦に(縫い目に垂直)切り込みを入れる。

【4】 竹串などを使い、縫い目外側の横糸をひたすら抜いてフリンジ状にする。

今回は白系が欲しくて、オフホワイトとホワイトを作ったけれど、意外とカラフル&ニュアンスカラーな生地って見つかりませんね(ユザワヤで探したからか)。だからサルティのような生地メーカーが素敵ストールを作るのだと別の角度から納得。

思うに手作りストールは生地のセレクトがカギ。これをふまえて、今度は色ものにも挑戦してみよう!柄ものだったらきっと正方形もカワイイでしょうね。手作りストールブーム到来か。