2009年2月20日

FRANZ Collection(法藍瓷・フランツ)

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法藍瓷と書くとまるで文字化けのよう(笑)、でもこれでOKです。

FRANZ Collection(法藍瓷・フランツ)は台湾の高級磁器メーカー。日本では代官山のGRISさんが取り扱っています。

【GRIS(代官山)】

FRANZは華やぎデコラティブ系で、かなりインパクトのあるテーブルウェア。でもそれは繊細、精密でイメージ以上のクオリティです。花や蝶、動物といったモチーフはもう芸術の域、フィギュリンとテーブルウェアがひとつになったと言えば分りやすいでしょうか。


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基本、ゴージャス系はテイストではありませんが、でもなぜかいつかはフランツ、みたいな気持ちが根底にあって(人は時として自分と正反対のものに惹かれるよう)、それが先のテーブルウェアフェスティバルで現実に。

というのも、背中を押したのはもうお分かりの通り、ゼブラ柄。ゼブラーの宿命とばかりにフランツデビューです。

そのとき好きなスプーンをどうぞ、と言われたので、アニマルつながりでキリンをチョイス。そして、くじ引きで小鳥のフィギュリンまでもれなく。なんという大盤振る舞い!もうサービスまでゴージャスです。


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が、帰宅後、フランツに見合うゴージャスさが自分にないことに気づき…これってまるで宝の持ち腐れではと(笑)。まぁでも少し高いイメージを設定しておくと、人間頑張って背伸び。続けていったら、いつの間にかそれがそのひとスタンダードになります(すんごいポジティブシンキング)。もちろんそれにはその裏での必死の努力も必要なんですが(汗)。そう、フランツはある意味、モチベーションをあげるアイテムでございましょう。

とはいえ、青い鳥よ、幸せはどこ…と他力本願も忘れない。


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さて、フランツを取り扱うGRISさんは、すこぶるセンス良しのアクセサリー・セレクトショップ。オーナー吉野さんの審美眼はホント素敵。生き方もカッコいい、私の憧れです。

【GRIS(代官山)】

ショップを存じ上げたのは、以前(2005年だった!)、写真のmurder pollen(マーダーポーレン)の葯リングを探しているとき(この写真を覚えている方がいらしたらスゴイです。発掘してみましたよ、我ながら懐かしい)。結局、これは別のショップでオーダーしてしまいましたが(材質などを変更)、それからとても好きなお店です。

ただ私の悲しい理由は金属アレルギー。そうでなければ、GRISさんはきっと一番の散財先になっていただろうな(ある意味、不幸中の幸い?・笑)。

今、このリングは壊れてお蔵入り、そのうち直しをお願いして、また使いたいと思います。murder pollen(マーダーポーレン)は毒のある花粉の意、こういったほんのひとさじの毒ってひかれますね。なんというのかな、ちょっとパンドラの箱。だから大人向きともいうわけです。