2008年3月18日

口に出せばかなう?

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大分遅くなりましたが更新情報です。All About「スピードレシピ・料理」で2レシピをアップしました。どちらも簡単です、よろしければご覧くださいね。

材料4つで簡単! きなこボールクッキー

バーベキューチキン・サンドイッチ


(注意)余白がさびしいので、焼きりんごの写真を載せてみました。今日の話とは関係ありません。上のレシピ写真と微妙にブルーつながりでいいかなと、NG?

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春です。これから夜がはじまるというグラデーションな時間に心が躍ります。大好きな沈丁花の香りに思わずはやる気持ちとでも申しましょうか。i-depのFine tuning(特にplease pleaseという曲が気分)を聞きながら、春が漂う夜をひとりドライブするのが今一番のリラックス法です(でもあえて出かけるわけではなく、遅くなった帰り道、少し窓を開けてという感じです、花粉症にはキケンだけれど)。

先週はフード関係のイベントが重なり、アウトな日々。そんな中、FOODEXでは是非とも定番にしたい絶品調味料を見つけました。それらの情報は次回(25日発信予定)のメルマガでご紹介します。今は興味や好奇心の赴くままに突っ走れるのが楽しいです。

私の尊敬する素敵な女性が「口に出せばかなう」と言っていたので、私も便乗してみます。思うに口に出す(書く)ことによって、思考の整理と再認識、さらに自己暗示も図れるのかもしれません。でもだからこそ私の場合、思いっきりひとりごとの域、さらっと聞き流してください。(私信:Tさん、HAPPY BIRTHDAY! 先日お話いただいたネタを使用させていただきます。また連絡しますね)

サイトをご覧の方は私がキッチンツールオタク・・・そう見えてる? キッチンツールやテーブルウェアを使いたいがために料理をしているのかも、と思うこともなきにしもあらず。でもすごく使えるツールや大好きな器を前にするとモチベーションも高まります。新鮮な食材を目の前にした感覚と一緒です。だからどんなツールを選ぶのも真剣です。いや、はじめから真剣というより、見ていると自然に真剣になってしまうのです(仕事モードになってると言われました)。

はじめは使いながら生まれる違和感も使い方がいけないんじゃないか、もっとツールに合わせるべきと感じていたのですが、でも見れば見るほど使えば使うほど、疑問や要望を持つこともいけないことじゃないのでは、と思うようになりました。私の理想はあるキッチンツールを使用して行うその工程が無意識でいけるもの。気をつけるとか、気になるとかそんな意識を持たずに、ましてやネガティブな感情を抱かせずに、体の一部のように自然に使いこなせるもの。それにプラスして、日常の道具ゆえメンテナンスの楽さ。そして絶対条件の機能美。

そうです! 私は自分が欲しいもの(キッチンツール、器、キッチンライフスタイル関連)を形にしたいのです。もちろん私の好きなツールが万人受けするとは限りません、もしかしたら私一人が欲しいものかもしれません(かなり我が道を行くからな、自分)。でも現在売れているものの良さやその人気の理由を考えたり、ベースとしてたくさんのツールを見て、触れて、使ってみたり。またメーカーをはじめ、色々な方に話を伺い、意見を交換したりと、今は自分自身の勉強、そしてデータの蓄積期間と位置づけています。

いつかいつかと思い、それに向かって動いていたら、夢は目的に変わるのかもしれないなと、そんな風に思っていたいです。でもこれは義務でも仕事でもなく、私のライフワークです。純粋にキッチンツールが好き、というこの気持ちは一生続くのだろうな。

※近日中に以前の日記で紹介したキッチンツール類もSIMPLE STYLEに掲載します。ツールを購入する際はまずは何を使っているのか、何がおすすめなのかを見ますと言われたので。おすすめの裏にある紆余曲折や散財も誰かのハッピーにつながれば、きっと報われるでしょう(笑)。

この情熱を持って(?)いつかフランクフルトで開催されるアンビエンテ(世界最大の消費材見本市)に行きたいです。毎年2月はどこかのバイヤーになりたいと思ってしまうほど(それも迷惑な話で、もちろん無理です)。 「口に出せばかなう」を書いたのはアンビエンテに行きたいがためだな、きっと。でも地味に念じるわ。

そのうち私が信頼する、ものづくりを業とする友人に私の欲しいものを形にしてもらいたいと考えています。もしかして私?と思ったアナタ、そうアナタ(Yちゃん、Pちゃん)です。一緒に突っ走ってみようよ! きっと楽しいよ、少なくとも私はね(笑)。